未来を変えるエコ活動
埋立処分地を未来へつなぐ。城南衛生管理組合が挑む「ごみ減量」の新機軸と、EAPが加速させる行動変容
京都府南部の3市3町(宇治市、八幡市、城陽市、久御山町、宇治田原町、井手町)のごみ処理を一手に担う「城南衛生管理組合」。 全国的な課題である「埋立処分地の残容量」という切実な問題に対し、2024年7月にオープンしたばかりの啓発施設「環境ふれあいひろば」を拠点に、いかに住民を巻き込んでいるのか。導入1周年を迎えた「エコ・アクション・ポイント(EAP)」の活用と、現場で起きている驚きの変化について、熱い想いを伺いました。
【今後の配信予定】
インタビュー後編(vol.2):7月27日公開
編集後記(vol.3):8月3日公開
城南衛生管理組合 ご担当者
1.次世代をターゲットに据えた施設戦略
──まず、城南衛生管理組合と「環境ふれあいひろば」の役割について教えてください。
組合担当者(以下、組合): 当組合は、3市3町のごみを適切に処理するために設立された特別地方公共団体です。その中で「環境ふれあいひろば」は、ごみの減量や3Rを推進するための啓発拠点として誕生しました。 最大の特徴は、主人公を「子どもたち」と位置づけている点です。以前の施設では20代以下の利用者が少ないことが課題でしたが、新施設ではターゲットを明確に絞り、遊びながら学べる場を目指しました。
──オープンから約1年、どのような変化がありましたか?
組合: 狙い通り、20代以下の利用者の割合が以前の施設と比較して「倍増」しました。夏休みや10月に実施するイベントも好評で、「環境ふれあいフェスタ」には約1,000名もの方にご来場いただいています。
2.「楽しい」がごみ減量の第一歩
──具体的に、どのようなコンテンツが人気なのでしょうか。
組合: 環境ふれあいフェスタで子どもたちに圧倒的人気なのは、剪定枝のチップから探す「カブトムシの幼虫探し」や、ごみ収集車(パッカー車)の乗車体験です。実際にプラットホーム内まで入る体験は非常に貴重で、これをきっかけに施設を知ってくださる方も多いですね。また、他のイベントでは、着る期間が短い「子ども服」や「絵本」の交換会も、ファミリー層から根強い支持をいただいています。こうした「楽しい体験」の出口に、ごみ減量や3Rの学びがあるように設計しています。
前編では、城南衛生管理組合様が直面する埋立処分地の現状と、ごみ減量に向けた熱い想いについてお話を伺いました。続くvol.2(後編) では、市民の皆様が日常の中で無理なく取り組める「ついでアクション」の秘密や、それを後押しするリユース事業とEAP(エコ・アクション・ポイント)の具体的な仕組みに迫ります! ぜひ次回もお楽しみに!
バックナンバー
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